スクールカウンセラーの役割

精神障害者に対する支援

スクールカウンセラーがなぜ必要か?子供たちの抱えている問題も複雑化・深刻化していると先に述べましたが、具体的にどのような問題を抱えているのでしょうか。
不登校やいじめ、校内暴力をはじめ、拒食症、過食症、うつ病、リストカット症候群などの精神障害があります。こうした精神障害の背景には、受験競争のストレス、勉強が思うようにできない、友達・教師とうまく付き合えない、容姿の不安、恋愛問題、家庭内の不仲などに原因があるとみられています。そこでスクールカウンセラーは、生徒が抱える心の内を聞き、カウンセリングを行い、時には、教師や保護者にアドバイスをし、協力して改善していくのです。

発達障害者にたいする支援

また学習障害(LD)、注意欠陥多動症候群(ADHD)、高機能自閉症などの発達障害を抱える生徒の数も増えてきています。これに対応すべく、学校では特別支援クラスを設けて、発達障害の知識を持ち、生徒に援助を与える能力を持つ養護職員を導入しているところもあります。しかし中には、普通クラスの中に紛れて、スクールカウンセラーに指摘されるまで発達障害に気がつかなかったというケースもあります。発達障害を正しく理解され、対応されなければ、その子供が単に「わがまま」だとか「育て方が悪い」などど不適切な対応につながってしまいます。