スクールカウンセラーになるために

まず臨床心理士の受験資格を得よう

スクールカウンセラーになるためには、臨床心理士の有資格者、または精神科医、心理系の大学教員であることが求められます。中でも臨床心理士の資格保有者が9割程度を占めています。それでは、臨床心理士の資格はどのようにしてとるのでしょうか。
まず臨床心理士の受験資格を得ることが必要です。それには「財団法人・日本臨床心理士資格認定協会」が指定する臨床心理学専攻の大学院を修了しないといけません。
さらに、指定大学院は第1種と第2種に分かれており、第1種の指定大学院を修了すればすぐに受験資格を得ることができますが、第2種の指定大学院の場合は、修了後1年間の心理臨床の実務経験が必要です。
第1種指定大学院は、臨床心理学を専門とする専任教員が5名以上(そのうち専任教員は4名以上で必ず教授1名を含む)が在籍していて、面接室、プレイルームなどの実務研修センターが完備されているところ。第2種指定大学院は、臨床心理学を専門とする専任教員が4名以上(そのうち専任教員は3名以上で必ず教授1名を含む)が在籍していて、実務研修センターが完備されていないところです。

臨床心理士資格試験を受けよう

次に、日本臨床心理士資格認定協会が行う「臨床心理士資格試験」に合格する必要があります。臨床心理士資格試験は年に1回行われます。例年、10月頃に筆記試験が行われ、それに合格すれば11月の2次試験(口述面接試験)に進むことができます。
臨床心理士資格は一度合格すればそれで終わりというわけではありません。5年ごとに更新手続きをとる必要があります。そのためには、5年間の期間内に、日本臨床心理士資格認定協会が認める研修会やワークショップへの参加、論文の発表をする必要があり、これらの活動はすべてポイントに換算され、合計で15ポイント以上取る必要があるのです。
ちなみに2006年(平成18年度)の受験者数は2,495人、合格者数は1,635人、合格率は65.5%でした。また、これまでの臨床心理士の累計合格者数は16,732人となっています。
そして、各都道府県の教育委員会のスクールカウンセラーの募集に応募し、採用試験を受けます。